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高校生のころ、プロテニスプレイヤーを目指して、そのためによい食事を勉強し、自分でお弁当をつくっていたコウケンテツさん。料理の腕はめきめき上がったけれど、テニスの腕は全然上がらなかったという。アルバイト経験はすべて飲食系で、接客担当なのに、従業員の賄いご飯を指名されていた。50歳を過ぎたお母さんが急に料理家になったのがきっかけで、20代半ばのコウさんは料理の道に入った。
「早起き・朝ご飯・早寝」と、相模女子大学の堤ちはる教授は提唱する。「早寝・早起き・朝ご飯に比べると語呂は少し悪いけれど、無理にでも子どもを早起きさせて、しっかり朝ご飯を食べさせれば、午前中から体も脳も活発に働き、昼食も十分食べて、午後も元気いっぱい活動する。そうなれば疲れて夜更かしなどできません」。この堤教授の論を裏付ける、朝食の重要性を示す調査結果の一端を紹介しよう。
子どもにとって、食べることは身体の成長、そしてこころの発達に欠かせない。食べることは生命維持に必要な本能だが、それだけで片づけられない人間の営みのうえで重要なファクターであり、子ども時代に生涯の食生活の基礎が形成される。「食」を通して育つもの、育てたいことを考え直しつつ、見慣れた食卓を「食育」の場にする方法を探していこう。
東京国立近代美術館(MOMAT)では対話によるギャラリートーク「所蔵品ガイド」を毎日開催しており、その手法は小学校の美術鑑賞プログラムとしても利用されている。企画課教育普及室主任研究員の一條彰子氏に話を聞いた。
上野耕平氏。26歳の若さで、国内外で実力を高く評価されるクラシック音楽のサクソフォン(サックス)奏者だ。10代の時から国内のタイトルを総なめにし、東京藝術大学器楽科に在学中の2014年に、権威ある「アドルフ・サックス国際コンクール」で第2位を受賞して、世界から注目された。吹奏楽への情熱も厚く《ぱんだウインドオーケストラ》コンサートマスターを務める。音楽家の家系に生まれたわけではない上野氏は、どのようにサックスと出会い、プロを志したのか。その原点となった小学生時代をひもとくことで、好きなことで一流になるヒントを探る。
「体と心と頭」あるいは「体力、知力、精神力」という人が生きていく基本的な力の育成は教育に欠かせない。家庭でも3つがバランスよく成長するように配慮が必要だ。小学校からの本格的な教育を受ける生活に備えて、幼児期から児童期へかけての運動能力と体力づくりの重要性に注目した。
小学校の英語が公立校でも教科化されることが決まり、就学前から英語教育への関心が高まっている。教育の第一の要素である言語教育において、英語をどのように位置付ければよいのか。就学前および小学校低学年の子どもたちの英語教育の在り方について考える。
世界の変化が著しい今、教育も転換期を迎えている。体験活動を重視し、子どもたちが五感を通して受け止めた刺激が、意欲となって豊かな人間性や自ら考える力をつける。いわゆる主要5教科と呼ばれる教科による学力だけでなく、音楽、美術、演劇、スポーツ等の重要性がクローズアップされている。日本感性教育学会会長 森山賢一氏に、子ども時代に感性を育むことの大切さを聞いた。後段の「風のミュージアム」訪問記とあわせて子ども時代の体験や学びのあり方を考えたい。
風が吹く。赤や黄色の物体が複雑な動きをしながらくるくる回る。雲や木々と呼応するように回リ続ける。兵庫県三田市の「風のミュージアム」は新宮晋さんのアート作品が展開する一大空間だ。福知山線三田駅から出る路線バスに乗って出かけた日は、雨まじりの風が吹いていた。青空ではないのを残念に思っていたらそうではなかった。作品が強い風に乗って翻る。池の水面に立つさざ波が美しい。田園の自然が感じられた。この誰もやらなかったアートをつくった新宮晋さんという人の頭の中はどうなっているのだろう。好奇心を抑えきれずに少し離れたところにあるアトリエをお訪ねした。
子どもにとって生活の第一の基盤は家庭であり、第二は学校である。子どもたちがよろこんで行きたくなる楽しい小学校にするのは、学校の努力だけでは成し得ない。保護者も学校とともに、子どもたちのよりよい環境づくりに協力することが不可欠だ。
パソコン、タブレット端末、電子黒板の導入など、学習環境の変化は私立小学校のみならず公立校にも現れ始めている。①情報量が豊かになり、教材の蓄積や共有が容易になる、②情報伝達が迅速になり、授業中の時間効率が上がる、③子どもの考える過程が見える化する、とする文部科学省の、小学校のICT教育への取り組みを見ておこう。