教育目標
「高い学力の定着」と「豊かな心の育成」を柱に、
明るく楽しい学校づくり
〒157-0066 東京都世田谷区成城1-12-1
TEL:03-3417-0104 FAX:03-3417-1332
http://www.tcu-elementary.ed.jp
最寄駅●成城学園前駅(小田急線)より徒歩10分
日本文化のほんものを学ぶ
世界にネットワークが広がり、結び付きも多彩になっている昨今は、日本で開催される国際会議やスポーツイベントも多い。子どもたちにも、異文化に触れて国際感覚を育てる取り組みがますます求められる。
「相手の理解を求める前に、自分のことを伝える力が必要です。日本について知ることは、国際理解の第一歩です。」と、教頭の別府美典(みのり)先生は語る。
その手始めに、日本文化教室を立ち上げ、2022年度には2回開講した。1回は5年生の茶道体験。流礼式のしつらえで、一人ひとりが茶室に飾る一輪挿しを生け、作法にしたがい小ぶりのおまんじゅうで薄茶をいただいた。2回目は「対話型美術品鑑賞授業」。4・5・6年生が浮世絵版画を鑑賞した。学年別に「歌川広重 東海道五十三次」の中から9枚の作品のレプリカを、坂本和豊先生の解説で鑑賞した。
「2回ともMOA美術館(静岡県熱海市桃山)の協力をいただきました。美術館と世田谷区の共催で毎年開かれる世田谷児童作品展に、本校の子どもたちも大勢出品して、入賞回数も数えきれないご縁があります。この度は、大勢のボランティアの方や、児童作品展でもお世話になっている坂本先生のお力添えをいただき、新たな取り組みを実現することができました。」
例年、国立近代美術館で学芸員のガイドによる美術鑑賞を行っているが、坂本先生の一味違った鑑賞の仕方は子どもたちを惹きつけ、江戸時代の街道の景色や人々の生活を知る鑑賞法も学んだ。「日本文化教室の活動で楽しく過ごす時間のなかで、芸術に触れて感性を養い、日本文化について自分の考えをもって話せるようになってほしいと思います。」
体験を通して肌で感じる英語教育
「本校では英語教育を発展させ、異文化体験の取り組みとして行っていることが3つあります。」と国際交流プログラムを担当する古屋英利子先生は話す。
1つ目は、4年生全員が夏季学校として訪れる福島県のブリティッシュヒルズ。4日間オールイングリッシュの生活を体験する。2つ目は3~5年生希望者による長崎イングリッシュキャンプ。2022年度は約30名の児童が参加した。プログラムの中心はショートホームステイによるアメリカンライフの実体験。言葉が通じない不安を乗り越え、言葉だけでなく心を通わせ、異文化を受け入れる体験が自信につながっていくという。ホームステイ先と現地コーディネーター、引率の先生方が連絡を取り合い、子どもたちの不安がないよう努めている。
最後にあげるのはオーストラリア国際交流。3~5年生希望者による参加で2019年度は15名の児童が参加。シドニー郊外に滞在する10日間では、ホームステイをしながら現地の私立小学校オール・セインツ・グラマーとの現地交流をする。バディとともに実際に現地校に通い、授業や行事に参加をするなかで、生きた英語を肌で感じる体験は国際的な視野を広めてくれる。
建学の精神にある「世界にはばたけ気高き子どもたち」に根ざす「日本の文化を大切にすると同時に、異文化体験を通して他国を知り、他国を知ることでより日本の良さに気づいていってほしい。」という願いを込めて国際交流が進められている。
創立年 | 1956年 |
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学制 | 共学(男女比1:1) |
系列校 | 学校法人五島育英会(東京都市大学、付属中学校・高等学校、等々力中学校・高等学校、二子幼稚園、塩尻高等学校) |
児童数 | 1学年76名(38名×2クラス) |
授業日 | 月~金、土(隔週) |
学期 | 2期制 |
昼食 | 給食/木曜はお弁当 |
放課後支援 | 課外スクール(サッカー、ランニング、プログラミング、英語、生け花) |
初年度費用 | 1,278,000円 |
進路 | 系列校進学21%(2023年3月) |
学校説明会・学校公開等 | いずれも要予約 詳細は学校HP |
※上記は2023年5月時点(冊子「スクールダイヤモンド2023年」)での情報です。
最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。
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