教育方針
よく生き、たくましく生きる
愛し愛される人へ
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愛し愛される心の教育
「思いやり」。小学校で学んだこととして、卒業生の誰もがこの言葉を挙げる。聖ドミニコ学園の〈心の教育〉の結晶である。
聖ドミニコ・デ・グスマンは「対話」の人と言われている。立場の違う人と争うのではなく、相手の話に耳を傾け、理解し、共感して、神の「み言葉」を分かるように伝える「真理」をもって間違いを正した。真理は、小学校では平易な言葉で次の3項が示されている。
◇よく生きる
かけがえのない命であればこそ、ありのままの自分の存在を肯定できる。人はそれぞれに大切な存在であることを実感し、誰かのために役立つことで、喜びを得る。
◇たくましく生きる
周囲の状況に流されず、自分自身で判断して、行動する。「他者のために」という軸を持って、迷った時には原点に立ち戻る。
◇愛し愛される人へ
愛された人は他者を愛することができる。心に思うだけでなく、言葉や態度で双方の愛を伝える。低学年は日常生活のなかで、中学年は体験を通じてたくさん愛され、高学年は奉仕・児童会活動などで愛ある実践をする。
「知識・技能は自分の生きる力にもなりますが、人を愛する心によって決断し、行動を起こす時になくてはならない力です」と、学校長の山下浩一郎先生は語る。
「1年生と6年生は、4月末にプレイデーの遠足に行きます。ペアを組んで手をつないで歩きながら、6年生は愛された日々から愛する側になったことを実感します。小さな体験ですが、それが、いつかどこかで大きな使命に出会うことに結び付くこともあります」
教科学習3つの特長
子どもたちが将来にわたって主体的に勉強に取り組むために、土台となる3つの特長がある。
◇基礎基本の〝読み書きそろばん〟
国語と算数は教科の軸であり、苦手という子どもが出ないようにきめ細かく指導する。2・3年生の書き方(漢字の成り立ち・筆順)は専科教員と担任のチームティーチング。算数の3・4年生は習熟度別授業、5・6年生には少人数授業を取り入れてチームティーチングを行う。
◇未来のための語学教育
フランス語は1~6年生で週1授業。西欧のキリスト教文化に触れ、他者理解に役立つことがねらい。英語の1~4年は週2回、5・6年は週3回にして、会話の学習を強化して進学に備える。
◇創作の表現教育
作文、ダンス、図工、音楽の4教科を設け、作文は、国語の授業とは別に6年間週1回で筆力を磨く。自分自身を振り返り、ときには心の内を綴る。 ダンスは、1年生からグループを組んで、テーマや動きを話し合う。
10教科に専科教員が参加する充実した教育体制の下で、時間割を組んでいる。
聖ドミニコ学園は、2019年度から中学高等学校にアカデミックコースとインターナショナルコースの2コース制を敷いた。小学校の6年生女子は、推薦を志望することができるが、その前に自己評価チェックをして自分の意思、適性を検討するように山下先生は奨める。
成長して、いつかどこかで自分がやりたいことに出会う。その機会が訪れた時に、小学校の経験が生きるに違いない。
設立年 | 1954年 |
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学制 | 共学(男女比1:4) |
系列校 | 聖ドミニコ学園幼稚園、聖ドミニコ学園中学高等学校 |
児童数 | 1学年80名(2クラス) |
授業日 | 週5日制 |
学期 | 3学期制 |
昼食 | 月・水・金曜は給食、火・木曜はお弁当 |
初年度費用 | 1,054,400円 |
転入・編入 | ご相談ください |
進路 | 系列校進学80%、男子 他校進学100% |
学校案内 | 公式ホームページでご確認ください |
※上記は2023年5月時点(冊子「スクールダイヤモンド2023年」)での情報です。
最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。
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