啓明学園初等学校

 教育理念  
広い視野のもと、豊かな人間性と独自の見識を持ち、世界を心に入れた人を育てる。
個性を発揮しながら、他を尊重する心を育む。

〒196-0002 東京都昭島市拝島町5-11-15
TEL:042-541-1003 FAX:042-542-5441
http://www.keimei.ac.jp

最寄駅●拝島駅(JR青梅線・五日市線、西武線)よりスクールバスで6分。立川駅(JR中央線・南武線)より路線バスで25分。八王子駅(JR中央線・横浜線)よりスクールバスで30分。京王八王子駅(京王線)よりスクールバスで20分。

新しい友だちとすぐ仲良くなる子どもたちの
明るく伸びやかな感性が学校の空気を包む

日本語教育プログラムとカウンセリングサポート体制を整えて多くの外国籍の子や帰国生を受け入れる学園の風土で、子どもたちは広い心とやさしい人間性を育む。

ウィリアムス先生の授業

がんばった成果を評価する

「啓明学園初等学校の教員になって9年。体育専科の教員に移り1~3年生の体育の授業を担当して1年目です。先生方はみなさん、子どもたち一人ひとりの顔と名前を覚え、それぞれの個性を伸ばす教育をしています。私も、子どもたちの体育以外の好きなことや長所を知ることを大切にしています」と語るのは、ウィリアムス・雄史(ゆうじ)先生。英国人の父と日本人の母のもとに生まれ、中学校・高等学校を啓明学園で過ごした卒業生だ。小学校教員をめざして教育実習を初等学校で受け、啓明学園のすばらしさを改めて認識したという。

「外見は外国人で目立つのに、英語は日本人と同じ程度の私が中学校に入った時、ごく自然に受け入れてもらえました。それは、クラスメイトが初等学校でさまざまな外国人と一緒に、個性を尊重して学んできたからでした」。

 ウィリアムス先生の指導もまさに啓明学園流。一人ひとりの個性に合わせて指導を工夫し、思いやりを込める。

 ウィリアムス先生は、縄とびでは「跳べなくて落ち込んでいたがまんづよい性格のAさんには、一回跳べた時にすかさずほめて、練習法をアドバイスしました」という。Aさんはその後こつこつ練習を重ね、3分間の連続跳びをみごと達成した。一方で、マラソンの時は、がんばりすぎて倒れないように気を配る。

「ボール投げはうまくできないからやりたくないというBさんには、担任の先生からご家庭に、今ボール投げの練習をしていることを伝えてもらいました。そうしたら親子で練習してくださって、ボール投げの距離が飛躍的に伸びました。評価にAを付けました」(ウィリアムス先生)。

 成績は絶対評価で行っているので、練習開始直後と比較して、練習後のテストで大きく成果を上げたことを高く評価することができる。本人は努力が明らかになることで、達成感が増す。投げた距離が他の子より短くても評価が高くなることも起こり得るが、成績に表れない活躍や長所を説明する保護者面談により理解と信頼関係を築いている。

 学生時代はサッカーとバスケットボールのプレーヤーで、スポーツが大好きなウィリアムス先生だが、鉄棒は今も苦手という。苦手意識をもつ子どもの気持ちの理解者だ。

運動会

対話的な学びを探究する

 ウィリアムス先生にとって2019年度は、3年生とともに成長した1年だった。1学期のキックベースの授業中に、子どもたちがゲームの勝敗にこだわりすぎて、本来、大事にしたい活動が進まなかった。2学期のタグラグビーではラグビーボールのパス練習に専念した。相手を見定めてパスをする難度は高い。「ラグビーワールドカップで日本チームの華麗なパスワークが注目されたこともあり、子どもたちは熱心に取り組みました。パス練習から、仲間と協力することの大切さや互いに上達する喜びを感じたようです」とウィリアムス先生。

 3学期はラインハンドボール。7~8人で1チームをつくり、対戦する。圧倒的に攻撃側が有利な競技なので、いかにミスをしないかが重要だ。ここでウィリアムス先生は、授業の後、子どもたちにMVPを選ばせることにした。最初はそれぞれ自チームから選んでいたが、あるとき相手チームの子を選んでいたことに、ウィリアムス先生は驚かされた。「子どもたちは失敗を糧に、1年間かけてゲームを純粋に楽しみ、すぐれた仲間をたたえるまでに成長しました」。

 啓明学園初等学校では1年の教科目標を掲げて授業に取り組んでいる。この年の体育科の教科目標は「運動のおもしろさを感じながらその特性をつかみ、対話的学びを探究する」。対話的学びとは、教員と子どもと共同作業で互いに高め合い、また、友だちの意見から学び、自分の意見を述べて、その相乗効果で学びを深めること。まさに、学びの探究の実現だった。

School Data
設立年 1940年
学制 共学(男女比1:1)
系列校 啓明学園中学校、啓明学園高等学校
児童数 1学年約40名(2クラス)
教員数 30名
授業日 週5日制
学期 3学期制
昼食 お弁当選択制(自宅から持参または学校指定業者のお弁当利用)
初年度費用 913,000円
進路 85〜95%が系列校へ
学校説明会・公開授業 5・6・9月に予定
公開行事

運動会 5月30日(土)、啓明祭 9月26日(土)

公開授業研究会 1月30日(土)(詳細は学校HPをご覧ください)

※上記は2020年5月時点(冊子「スクールダイヤモンド2020年春号」)での情報です。

最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。

アーカイブ