教育目標
真実を見分け、自分の考えを持つ子ども
〒160-0011 東京都新宿区若葉1-23-1
TEL:03-3355-2171 FAX:03-3355-2675
http://www.gakushuin.ac.jp/prim/
最寄駅●四ツ谷駅(JR、地下鉄丸ノ内線・南北線)より徒歩8分
初等科から人間形成の第一歩が始まる
自ら学ぶための積極性、
友だちと共同生活をする協調性を育む
初等科の校舎はJR中央線四ツ谷駅から徒歩8分、迎賓館のある緑の多い一画にある。
重みのある校門だが、一歩中に入ればその重厚な校舎に元気な児童の声があふれている。
酒井竹雄初等科長
正直に、思いやりをもって
「真実を見分け、自分の考えをもつことは、人としての基本です。小さなごまかしや意地悪や嘘を、子どものことと見過ごしにせず、あやまちを犯した時こそが学びのチャンスととらえます。『正直であれ』そして他者には『思いやりをもて』。児童にはこの言葉をよくいい聞かせています」。
酒井竹雄初等科長は柔和な表情の中に強い光を込める。「真実を見分け、自分の考えを持つ子ども」は学習院初等科の掲げる教育目標である。学習は真実の探求であり、考える力、判断する力の育成に注力する。
酒井科長のこの信念は、学習院初等科の成立と学習院170年、初等科140年の歴史の中で育まれた、安倍能成第18代学習院院長の言葉「自重互敬」(じちょうごけい。自分を大切にし、またお互いにうやまう)に裏打ちされている。大学まで視野に置いて人間形成に取り組む学習院の教育の中で、初等科の児童たちもいずれこの言葉の意味を知ることになる。
基礎基本をていねいに
初等科での6年間は、すべての教科において基礎基本をじっくり身に付ける。国語では正しい日本語を使えるようにする。読む・書く・聞く・話すすべてにおいて正しい日本語を使って表現することを重視する。独自の書写練習帳を用いて漢字を習得し、古典や名作に親しみ、百人一首を学び、和歌を詠む。つくった作品は、総合的な学習の時間である「さくらの時間」を利用して小冊子にまとめる。また、1年生から6年生まで週に1時間の「図書」の授業があり、開架図書3万冊の初等科図書館がフル活用されている。
算数は計算の習熟の中にも数学的な考え方を学ぶ観点から、児童同士の学び合いを通して、さまざまな論理の道筋があることを学んでいく。
1・2年生の生活科、3年生から始まる理科と社会科の教科もまた、なぜ?の答えをめぐって討論することによって論理的思考を育てる。なぜ?のスタートは五感をフルに使った観察や実験から始まる。トラックの先にある屋外庭園「近光園」は児童たちにとって天然のビオトープであり、野菜を育てる畑だ。5年生になると校外学習の一環として花巻で農業体験を行い、6年生では歴史学習で奈良・飛鳥へ行くなど学びの場を広げる。
英語への取り組みは、3年生の親しむ学習から始まり、4年生以上は1クラスを2つに分けて授業を行っている。
歌、詩の朗読、ゲーム、寸劇などを楽しむ中で音声訓練を徹底している。
教科担任制の指導は、学年が進むにつれて増え、5・6年生は全科を専門教員が担当する。
伸びやかに学びあう授業
心と体をきたえる「質実剛健」
初等科の伝統を表す言葉に「自重互敬」と並んで「質実剛健」がある。
朝の外遊びの時間を利用する10分間の朝マラソンやなわとび大会など体力づくりに努め、5年生では危難に備える着衣水泳を行う。6年生では男子は赤い下帯、女子は指導帯で遠泳に挑戦する沼津海浜教育という伝統行事も大切にしている。「礼儀作法は生活習慣の中で身に付くものです。授業はきちんとした服装で。挨拶、食事の作法は正しく。運動や遊びはマナーをわきまえて。これは家庭でも、学校でも繰り返し指導していくことが大切です」と酒井科長はいう。
質実ではあるが、歴史と伝統が培う文化の恵みは豊潤だ。5・6年生になると全員がいずれかに所属するクラブと委員会活動。4・5・6年生になると多くの児童が参加する剣道部、管弦楽部、合唱部の3つの特別クラブがある。これは中等科~大学の在学生および卒業生とも合同練習を行う。「オール学習院の集い」をはじめ初等科祭や音楽会など発表の機会も多い。
設立年 | 1877年 |
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学制 | 共学(男女比1:1) |
系列校 | 学習院大学、女子大学、中等科、高等科、女子中・高等科、幼稚園 |
児童数 | 1学年132名(33名×4クラス) |
教職員数 | 常勤40名、非常勤6名 |
授業日 | 週5日制 |
学期 | 3学期制 |
昼食 | 給食/月1回お弁当の日 |
初年度費用 | 1,482,000円(2016年度) |
進路 | ほとんどの児童が学習院中等科・学習院女子中等科に進学 |
学校説明会 | 2017年5月13日(土) |
入試説明会 | 2017年9月9日(土)予定 |
※上記は2017年1月時点(冊子「スクールダイヤモンド2017年新春号」)での情報です。
最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。
http://www.gakushuin.ac.jp/prim/