教育目標
真実を見分け、自分の考えを持つ子ども
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http://www.gakushuin.ac.jp/prim/
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伝統の中で育つ、思いやりの心と自主性
揺らぐことなき道徳理念
歴史と伝統を踏まえているからこそ、自由かつ寛容。
外国籍児童の受け入れや在学2年間以上の児童の再入学も行う。
初等科から実践する「自重互敬」の精神
弘化4年(1847年)の京都の学問所設置に始まる170年の歴史を持つ学習院において、学習院初等科は今年、開学140周年を迎える。
小学校から大学までの一貫教育は「ひろい視野、たくましい想像力、ゆたかな感受性」を教育目標に掲げる。また、安倍能よし成しげ第18代学習院院長の言葉「自重互敬」の精神が、全学を貫く。「自重互敬」すなわち、自分を大切にし、お互いを思いやる心は、初等科の学校生活においても随所に感じることができる。
初等科では教育目標を「真実を見分け自分の考えを持つ子ども」と定め、具体的には「進んで工夫し、努力する子ども」、「真心を持って人や物に接する子ども」、「美しさを感じとる心の豊かさを持つ子ども」、「健康や安全に心がけ進んで体を鍛える子ども」の指導を行う。まさに知育・徳育・体育の実践だ。
基礎・基本を重視したわかる授業
教科指導では基礎・基本をわかりやすく丁寧に教えることを徹底。「わからないことがわかるようになる」「苦手なことができるようになる」というプラスの体験を積み重ねることで、子どもたちは学びの楽しさに目覚め、自ら積極的に学ぶようになる。
専科教員の授業も多く、1年生は体育・音楽・図工、2年生からは図書、3年生からは理科が加わり、5・6年生になると国語や算数などを含めた全教科が完全専科制となる。
1・2年生は基礎・基本にじっくり時間を取り、パソコンを使用する情報教育や英語は、3年生からスタートするのも学習院初等科の特色だ。
英語学習は国際人の育成をめざす一環であり、3年生は「楽しく学び、好きになる」ことに重点を置き、絵本の読み聞かせ、歌やゲームなどで英語に親しむ。4年生以上は1クラスを半分に分け、音声訓練を中心としたカリキュラムでコミュニケーション能力を高める。
情報教育は1人1台のパソコンを使用し、ほかの教科や総合的な学習と関連づけながら基本的なスキルを習得する。5年生では、安全にパソコンを使いこなすマナー(情報モラル)として「ネチケット」の授業も設けている。なお、今年度から5年生・6年生にプログラミング教育の授業を行う。
質実剛健の校風 中・高・大と交流の伝統
和洋の文化にわたるクラブ活動と委員会活動は5・6年生全員が行う。4年生以上が参加できる剣道部、管弦楽部、合唱部の特別クラブ活動は、「オール学習院の集い」など中・高・大および卒業生との交流が盛んなのも伝統校の魅力だ。「質実剛健」もまた、学習院伝統の校風だ。象徴的なのは6年生の学習院沼津游泳場(静岡県沼津市)での4泊5日の校外学習だ。朝は庭掃除や雑巾がけ、夜は布団を敷いて蚊帳を張る。海では和船を浮かべ、遠泳を行う。それは各学年での校外学習、平泳ぎ・横泳ぎ・立ち泳ぎを習得する体育科の水泳の授業、挨拶や食事、服装など礼儀作法を学びながら過ごしてきた初等科生活の集大成なのだ。
設立年 | 1877年 |
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学制 | 共学(男女比1:1) |
系列校 | 学習院大学、女子大学、中等科、高等科、女子中・高等科、幼稚園 |
児童数 | 1学年132名(33名×4クラス) |
教職員数 | 常勤40名、非常勤6名 |
授業日 | 週5日制 |
学期 | 3学期制 |
昼食 | 給食/月1回お弁当の日 |
初年度費用 | 1,512,000円(2017年度) |
進路 | ほとんどの児童が学習院中等科・学習院女子中等科に進学 |
学校説明会 | 2017年5月13日(土) |
入試説明会 | 2017年9月10日(日) |
※上記は2017年5月時点(冊子「スクールダイヤモンド2017年春号」)での情報です。
最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。
http://www.gakushuin.ac.jp/prim/