教育目標
「きれいな心」「よい頭」「つよい体」
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世界が求める人材を育てる
新たな教育プログラム、いよいよ始動
玉川学園の 12 の教育信条の1つに「『地球はわれらの故郷なり』という広い視野と気概を持った国際人が 求められている」とある。また「教育は限定された時間内だけではない。any time の教育を目標に、 生活教育、人間教育を大切にしていきたい」とも。創立者小原國芳の思想は、さらに飛翔する。
BLESクラスがスタート
2016年の4月から玉川学園小学部に2つの新たなプログラムがスタートする。
1つは「BLES(ブレス)クラス」が1年生からコースとして設置されることだ。BLES(Bilingual Elementary School)クラスでは日本語と英語によるバイリンガル教育を行う。授業の6〜7割は英語で進行する。
変化は従来からの一般クラスにも起こる。音楽と体育などはBLESクラスの教員による英語での授業の機会が増えるし、校舎内の掲示物や案内表示も日本語英語並列表記になり、英語を見聞きする機会が増える。
1年生からのバイリンガル教育について、後藤健小学部長はいう。「BLESは文科省『教育課程特例校』に申請中であり、一般クラスと同様に日本の小学校のカリキュラムを修得します。国語の時間は減らずに英語の時間が増えるので、当然お子さんの負担は大きくなりますが、1年生だからかえって、日本語、英語のスイッチの切り替えが早いという利点もあると考えています」
既に玉川学園には、中学部・高等部に国際バカロレア(IB)クラスがある。国際バカロレア機構( I B O )のM Y P(MiddleYears Programme)とDP(DiplomaProgramme)の認定校であり、試験を経てDPの資格を授与され、国内外の多くの大学に入学申請資格があると認められる。
今回幼稚部にBLES - K、小学部にBLESができたことで、3〜12歳までのバイリンガル教育プログラムが整い、DPまでの道が通貫することになる。
一方、中学部・高等部へ進めば理数系強化のプロアクティブラーニングコースや文系・理系のコース選択もある。
日本語と英語の両方で考え、伝える言語技術の獲得は魅力的だが、1年生から毎日7限まであり、終業は4時近い。
「バイリンガル教育は選択のひとつに過ぎません。小学校は学ぶことが楽しいことが何よりも大切ですし、IBを選択する時期はどの年齢からでもよいのです。BLESと一般クラス間でも移動はできるので、柔軟に考えていただきたいと思います」と後藤部長はいう。
4年生までを対象にした延長教育プログラム
新プログラムのもう1つは、希望者を対象にした「SH(スタディホール)」と「講座」の2種からなる放課後の教育プログラム。午後3時45分から、2種2コマの枠を1時間ずつ設ける。「SH」は専任の教員を中心としたスタッフによる自学自習のサポートで、宿題指導や日常の学習の質問ができる機会を提供する。「講座」はレゴ®教育、そろばん、英語、音楽、サッカー、水泳、バレエ、チアダンスから選択できる。SHを1コマ、講座を1コマ選択すると、終わるのは6時になる。
「校内で宿題も補習もおけいこ事もできることになります。その分ご家庭での時間は親子でしっかり会話をしていただけるのではないでしょうか。子どもの言葉を引き出して、主語述語を明確に対話をする。そんな時間が増えればと思います」と後藤部長。
入試選考は一般クラス、BLESクラスの別なく行うが、一般入試第1回募集は第二志望登録ができる。親子面接、言語数量および行動観察・運動の選考は日本語で行う。BLESクラスのほうが合格基準ラインが高めになることは確かだろうが、基準に達した希望者が多ければBLESクラスを増やす準備もあるという。
設立年 | 1929年 |
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学制 | 共学(男子4:女子6)(2015年度) |
系列校 | 玉川学園(幼稚部、中学部・高等部)、玉川大学・大学院 |
児童数 | 1学年約120名(約30名×4クラス) |
教職員数 | 74名(2015年度現在) |
授業日 | 週5日制 |
学期 | 3学期制 |
昼食 | お弁当 |
初年度費用 | 1,331,000円(2015年度) |
進路 | 系列校進学85% |
玉川大学展 | 2016年2月27日(土)、28日(日) |
学校見学 | 月・水・金 (要予約) |
※上記は2016年1月時点(冊子「スクールダイヤモンド2016年新春号」)での情報です。
最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。