教育目標
心やさしく豊かな情操をもつ子
進んで学び高い学力を身につける子
よく考え最後までやりぬく子
体を鍛えきびきびと行動する子
〒164-8631 東京都中野区中央2-33-26
Tel 03-3365-0231 http://www.hosen.jp/
最寄駅●中野坂上駅(地下鉄丸ノ内線・都営大江戸線)より徒歩7分/東中野駅(JR総武線)より徒歩15分
時代の大きな変化を生き抜く自ら学び、他者と共に考え行動する力
教育活動のプラットフォームをめざして、環境づくりと子どもたちの学びを推進する宝仙学園小学校。
開かれたプラットフォーム
子どもたちがタブレット端末を携行して学ぶことは今では当たり前になりました。宝仙小学校は、2020年の春の新型コロナウイルス感染症感染拡大による突然の休校が始まった時に迅速にオンライン授業に切り替えました。それを可能にしたのは、既にICT教育の研究に着手していたこともありますが、先生たちの研究と子どもたちと保護者の理解が相まった協力体制があったからです。
同時に取り組んでいるのは、外部リソースと協働して教育活動を行う計画です。コンピュータのシステムリソースを高め、地域や企業の力を集めて教育活動をアップデートし、開かれたプラットフォームとして宝仙小学校が〝ハブ〟の役割を果たすことを想定しています。
インターネットやビッグデータ、人工知能といったテクノロジーは進化を続け、それに伴い世界のインフラも経済活動も変化する「子どもたちの未来社会」に通用する学びができる学校であることをめざしています。
最新のICT環境で最先端の学びを実践するために、2020年度から〈下表〉のように新しい教育方針を打ち出しました。入学者に向けたアドミッションポリシー、教育活動の方針であるカリキュラムポリシー、ディプロマポリシーは卒業時の姿を表したもの。これらは、新入生に期待する資質、卒業時に獲得をめざす能力をイメージしていただけるでしょう。
子どもたちのアウトプット
明王山宝仙寺の住職によって開かれた小学校は2022年に70周年を迎えました。
宝仙寺の創建は平安時代に遡り、現在の地に寺院が建立されたのも500年以上前という古刹です。子どもたちは毎朝、玄関の観音像に合掌してから昇降口に進みます。「花まつり」や「みたま祭り」は学校行事にもなっており、自然に仏教の教えに親しみ、自分自身、友だち、家族、さらに多くの人のことを想う心を育みます。
心の成長とともに、実践能力の成長があります。知識や技能を身に付けるインプット、それを土台に考えたこと、発想したことを表現するアウトプット、発表した内容に対する友だちの意見や異なる知見を受け入れるフィードバック。この三つのサイクルによって学習を深めていくことになりますが、そこにICTスキルが加わって、より深い学びが実現します。
6年生は修学旅行の自主研修プログラムを自分達で計画します。小グループごとに現地での探究テーマを決め、事前に調べた情報をタブレットに収めて出発。実際に訪れた見聞を、確認したり、新たな発見を追加したりしてレポートを作成します。事前の知識と実際が違っていた場合は、なぜそういうことになったのか、体験を通して学ぶことになります。
卒業研究発表では一人ひとりが、教科の枠にとらわれることなく研究テーマを決めて仮説を立てます。研究を進めるなかで知らなかった事実に出会うことも、仮説が外れることもありますが、自分たちがたどり着いた研究成果をまとめて、5年生と保護者を迎えてプレゼンテーションを行います。
子どもたちが、テクノロジーを活用しながら、深く広い学びの海へと漕ぎ出だす姿は、時代に求められる学校像でもあります。
設立年 | 1929年 |
---|---|
学制 | 共学(男子1:女子1) |
系列校 | こども教育宝仙大学、宝仙学園中学・ 高等学校共学部 理数インター、同高等学校女子部、同幼稚園 |
児童数 | 1学年70名(2クラス) |
学期 | 3学期制 |
転入・編入 | 欠員のある場合に実施 |
昼食 | 給食 |
放課後活動 | そろタッチ(1・2年)、プログラボ(1・2・3・4年)、Nobiruba(1~6年) |
初年度費用 | 1,345,900円 |
公開授業・説明会 | HPをご覧ください。 |