教育方針
「感謝の心」を大切にして心と体と頭をきたえ、
未来に輝いて生きる女性を目指します。
〒171-0031 東京都豊島区目白2-22-3 TEL:03-3984-8321
http://www.kawamura.ac.jp/syougaku
最寄駅●目白駅(JR山手線)より徒歩2分、雑司が谷駅(地下鉄副都心線)より徒歩7分
一貫校の特色を生かして継続の成果をあげる教育
やさしさと強さを持って自立する女性の教育を守る
創立者川村文子の精神が脈々と受け継がれ、川村小学校の教育の根本は揺るぎない。自分で判断して行動する勇気と力。一歩下がって謙虚に感謝するやさしさ。両者を兼ね備えるところに理想の女性像を見出す教育に取り組む。
感謝の心を持つことから 底力のある、順応性の高い女性へ
川村小学校の教育目標は、生き生きとした子(やさしい心)、健やかな子(じょうぶな体)、自ら学び自ら考える子(かしこい頭)を育てることであり、創立からの基盤となっている「感謝の心」は、相手を思いやる「ありがとう」の言葉に象徴されている。
学園の「月間目標」について村田町子副校長が語る。「平和、報恩、健康、勤勉、努力、感謝、本分、整頓、反省、向上、礼節、質素。これは創立者川村文子先生の言葉です。低学年には難しいのですが、原文を読み聞かせつつ、生命の尊重、感謝の心、思いやりの心、礼儀正しい態度など人として大切にすべきことをやさしい言葉で話します。成長してからもいつか生活の中で思い出してくれればいいと思います」
毎朝の朝礼、道徳の授業、1~6年生が一緒に行うその月生まれの児童を祝う誕生会は、月間目標を基本に徳育を行う。日常生活で身につけていく万物への感謝は、中学校へ進むころになると自然に行動にあらわれ、外部の人から「川村学園の生徒さんはやさしくて礼儀正しい」としばしば賞賛される。
川村学園は一貫校ならではの取り組みが多く、小・中・高のつながりが深い。3本線のセーラーカラーは川村学園の児童・生徒とひと目でわかり、全校生を40に分けた通学班の登下校を中高生もさりげなく見守る仲のよい光景がある。「自分の本分を全うすることを前提にして、健やかな体と清い心、強い精神力を育てることを基本として私たちは接しています。すべての事象に感謝の気持ちをもって向き合い、家庭を含めた実社会で自立できる女性になってほしいと願っています」
校章の3羽の鶴は子どもを挟んで両脇に保護者と学校が一体となって成長する姿をあらわす。
蓼科学習やクラブ活動で継続する一貫教育
「蓼科学習」は川村学園が所有する長野県の教育施設での学びのこと。毎年、自然観察や野外活動、ハイキングと充実した時間を過ごし、学年とともにレベルがあがる。児童自身で自分の成長を実感することができるのも魅力だ。「事前学習→体験→まとめ→発表」を児童が主体的に取り組む総合学習だ。興味のあることを追求して、調べたり実験したりして自ら学ぶ力をつける。自分の考えとしてまとめて、発表することでコミュニケーション力も養う。「学校は失敗しても構わない場所です。かすり傷程度の失敗をいっぱい経験して強くなってほしい」と村田副校長。
4年生以上が参加するクラブ活動は、スポーツ、家庭科、英語、科学、書道、華道等多彩で、中学・高校から始まるハイレベルなクラブ活動の素地がつくられる。そのほかにフットサルやフラダンスなど、一味違う中高生の部活動にも参加できる。
夏休みには「学校開放日」を設け、たとえば企業の出前授業でお菓子の食べ方などを学習し、食習慣を見直すきっかけをつくったり、放送局の指導でニュース番組の放送体験をしてみたりと本格的なイベントを行う。このアクティブラーニングの試みは高校生になるとさらに広がり、企業から与えられたミッションに対し、チームでの活動を通して答えを導き出すという、挑戦的な学びへと発展する。女性の強みを生かして「考えて動く」これからの女性像を、小学生が自分に重ねられるのも一貫校ならではのことだ。
設立年 | 1932年(初等部開設年) |
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学制 | 女子校 |
系列校 | 川村学園(保育園、幼稚園、中学校・高等学校、川村学園女子大学・大学院) |
児童数 | 562名 |
教職員数 | 31名(専任) |
授業日 | 月-土(月2回土曜休日) |
学期 | 3学期制(夏休み7月21日~8月31日) |
昼食 | 給食(会食) |
初年度費用 | 1,086,600円 |
進路 | 系列校進学約80%、他校進学約20% |
学校説明会 | 2017年6月29日(月)、8月28日(金) |
オープンスクール | 2017年7月19日(日)、9月12日(土)、9月26日(土) |
※上記は2015年5月時点(冊子「スクールダイヤモンド2015年春号」)での情報です。
最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。