川村小学校

 教育方針  
「感謝の心」を大切にして心と体と頭をきたえ、
未来に輝いて生きる女性を目指します。

〒171-0031 東京都豊島区目白2-22-3 TEL:03-3984-8321
http://www.kawamura.ac.jp/syougaku

最寄駅●目白駅(JR山手線)より徒歩2分、雑司が谷駅(地下鉄副都心線)より徒歩7分

家庭と学校のきめ細かい連携で、

個性尊重の学校生活

25分間の中休み。思いきり遊んで心も体もリフレッシュ。授業中の集中力も高まります。

「学校と一緒に考えましょう」

 川村小学校は、今では数少ない小学校から大学までの女子一貫校だ。女子校ならではの淑やかさと伸びやかさを併せ持つ雰囲気と、女性の教養が身につくカリキュラムに人気がある。

 学園の3羽の鶴の徽章は、中央の在校生を保護者と教員が支える図。学校と教員は常に児童に目を配り、変化を見逃さないよう努力する。象徴的なのは保護者への対応で、担任だけでなく村田町子副校長も保護者の相談には惜しまず時間を割く。「些細と思われることでも、不安の芽が小さなうちにぜひ相談していただきたいですね。一緒に考えましょう。小学校のうちにいろんなトラブルを抱えて、いっぱい失敗するほうがいいのです。それを克服して強くなるのですから」と村田副校長。

 保護者は問題が起こる前から心配しがち。それが子どもへのプレッシャーになることもある。教員と共有することで安心できることも多いからだ。転入希望者にも、いつでも相談に応じ、転入の選択がよいかどうかも含めて親切に対応する。

鶴友祭では日頃のお稽古の成果を皆様に披露します。

情報、英語、水泳を3本柱に

 2016年度から特に強化するものとして情報、英語そして水泳を掲げている。

 情報教育は早くから上手に使いこなす指導によって、児童のやりたい意欲を他教科の学びにつなげていくことがねらい。1年生からタブレット操作の授業を導入し、遊び道具ではなくツールに変える。ゲームはいけないと否定するのではなく、欲求のタイミングをとらえて、必要なスキルを身につけ、学習体験能力を高めていく。

 私立小学校といえども児童間のスマホのライントラブルが起こる可能性はすぐそこにあると見ている村田副校長は「遠ざけるのではなく、情報の本質、言葉の影響力を教える必要があります」と積極的に取り組む。

 英語は1年生から週2時間。外国人講師と日本人教師のティームティーチングで行い、1~3年生はクラスを半分に分ける少人数制も導入している。小6で中1レベルの英語を学習し英検4級以上の取得を目指す。

 体力づくりに力を入れる中でも、特色としてあげられるのが水泳授業。水泳は無理のない負荷を掛ける全身運動であり、水に親しむことは非常時に命を守る力になるメリットもある。20~150㎝までの昇降式の温水プール施設が常時稼働しており、年間を通して授業を行い、目標を段階的に設定することで、意欲と泳力を高めていく。泳力の向上だけでなく、綱引きやボールゲームをする楽しい時間だ。夏休みはプール開放も行う。

 また、希望者を対象にアフタースクール・セミナーや夏休みの特別授業による豊富な学習機会を提供している。アフタースクールは英語、水泳、体操、図画工作、茶道、華道の科目がある。夏の特別授業のプログラムは毎年工夫されており、15年は選挙管理委員会の人を招いて選挙について講演を受けた。6年生の授業でも豊島税務署の協力を得て租税教室を開くなど地域との連携を生かしている。

 鶴友会活動も活発で、昨年は合唱隊が渋沢史料館での友情人形歓迎式典で歌声を披露するなど、活躍の場を広げている。「成人してから日本文化の素養が必要になります、どこにいっても臆することなく人や場面に接することができるように自信をもってほしいと思います」(村田副校長)

安心の教育環境で過ごす12年

 6年生は一定の推薦基準を満たして推薦を受け、原則として全員が川村中学校へ進学することができる。川村学園は建学92年の女子教育の歴史があり、「人づくり」の根幹を担う自負がある。小学校の時から、特別活動では中高生と合同で活動する機会もあり、中学校にもスムーズに適応できる安心は大きい。

School Data
設立年 1932年(初等部開設年)
学制 女子校
系列校 川村学園(保育園、幼稚園、中学校・高等学校、川村学園女子大学・大学院)
児童数 562名
教職員数 31名(専任)
授業日 月-土(月2回土曜休日)
学期 3学期制
昼食 給食(会食)
初年度費用 786,600円
進路 系列校進学80%以上
学校説明会 2016年6月26日(日)、7月30日(土)[要予約]
公開授業 2016年5月31日(火)[要予約] 
オープンスクール 2016年7月30日(土)、8月27日(土)、9月25日(日)[要予約]

※上記は2016年5月時点(冊子「スクールダイヤモンド2016年春号」)での情報です。
最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。

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