ミッション
基礎・基本をしっかり身につけ、人間関係を深める
〒157-8522 東京都世田谷区祖師谷 3-52-38
Tel:03-3482-5557 Fax:03-3482-4300
http://www.seijogakuen.ed.jp/
最寄駅●成城学園前駅(小田急線)より徒歩8分
独自のカリキュラムや行事の中から
創造性、自主性、協調性を学びとる
数々の成城オリジナル教材を使っての学習。「遊び」「散歩」「劇」「映像」など成城独自の心を豊かにする授業の数々。楽しい学びに満ちた「成城」の風土は100年を迎える。
教育を科学的に研究し、生み出した成城カリキュラム
2017年に創立100周年を迎える成城学園初等学校。創立時より「研究のための実験学校」として、数々の研究成果を発信し、日本の初等教育をけん引してきた。学芸会やスキー学校、児童図書館などは成城から全国の小学校に広まったものだ。
加藤陸雄校長は「成城には創立者の澤柳政太郎先生が立てた四つの希望理想があります。それが『個性尊重の教育』『自然と親しむ教育』『心情の教育』『科学的研究を基とする教育』です。特に四つめの『科学的~』は我々教師に向けられたものです。もっと効果的に、もっと効率的で科学的な授業ができるよう、教材開発やカリキュラムの研究を深めていくこと。そしてその成果を世の中に発表していくこと、それが成城の教育研究の使命なのです」と語る。
成城には教育研究から生み出された、成城オリジナルの教科が多数あり、成城オリジナルの教材を使って授業を展開している。
絆が生まれる場所
成城の特色ある教科の一つに「つながり」がある。1~6年生の6人でチームを組んで、一年間さまざまな活動をする。毎週の授業だけでなく、教室の掃除やハイキングにも出かける。チームの中で泣いたり笑ったりケンカしたり。そしていつしか本物の兄弟のような絆が生まれる。「卒業した上級生とキャンパス内で顔を合わせると名前を呼び合う光景によく出くわします。上の学校の情報をもらっている子もいるようです。まさに、ずっとつながっているのですね。」(加藤校長)
教員と子どもの間も近い。職員室はなく、担任は教室で子どもを見守りながら、一日を過ごす。常に一緒にいることで、ちょっとした子どもの変化にも目が行き届き、きめ細かな対応が可能だ。
子どもたちは教員をニックネームで呼び、教員は子どもたちを姓ではなく、下の名前で親しみを込めて呼ぶことが多い。まるで親子のように何でも言い合える関係だ。「成城にいる子どもと大人は、みんなファミリーなんです。」(加藤校長)
そして2019年9月には新校舎が完成する。コンセプトは「森の中にひっそりとたたずむ学び舎」。太陽の光とそよ風と木に囲まれた、温かいアットホームな校舎が誕生する。
伸びる個性の邪魔をしない
たっぷりの愛情に見守られながらすくすくと自分らしく育つのが「成城っ子」。学校は「個性を引き出す」のではなく、「自主的に伸びていく個性を応援する」事を心がける。
子どもたちの前に、20を超える教科と数多くの行事を並べ、「さあ、きみはどれに興味があるかな」と投げかける。子どもたちは様々な体験を通して、自分の好きなもの、得意なものを見つけ、深めていく。
成城学園初等学校の卒業生のほとんどは、成城学園中学校高等学校に進学する。とことん自分の好きなこと、得意なことに夢中で取り組む中学・高等学校時代。そのなかで自分は何がやりたいのか、何になりたいのかを見つけていく。そして高校2年からは「成城大学進学コース」「他大学文系受験コース」「他大学理数系受験コース」の3つのコースに分かれて受験にとりかかる。成城学園でしっかりと基礎基本を身につけ、仲間との協調性や創造性を磨き、そして目的意識を持って様々な進路に進んでいく。「成城教育はじっくりと時間をかけて、豊かな人間を育てています。」と語る加藤校長の言葉からは、成城一貫教育の自信が窺える。
設立年 | 1917年 |
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学制 | 共学(男子1:女子1) |
系列校 | 成城大学、成城学園中学校高等学校、成城幼稚園 |
児童数 | 1学年108名(36名×3クラス) |
教職員数 | 40名 |
授業日 | 週5日制 |
学期 | 3学期制 |
昼食 | お弁当 |
初年度費用 | 約1,226,000円(2017年度) |
進路 | 系列校進学95〜100% |
学校説明会 | 2017年6月と9月実施予定(詳細はHPで発表) |
オープンキャンパス | 2017年8月実施予定(詳細はHPで発表) |
授業参観・校長面談 | 2017年5月〜9月(詳細はHPで発表) |
※上記は2017年1月時点(冊子「スクールダイヤモンド2017年新春号」)での情報です。
最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。