教育目標
目あてをさして進む人・まごころを尽くす人・
からだを丈夫にする人
〒154-8533東京都世田谷区太子堂1-7-57
Tel:03-3411-5114 Fax:03-3411-5356
http://es.swu.ac.jp/
最寄駅●三軒茶屋駅(東急田園都市線)より徒歩7分
「心、技術、知識の基礎・基本」を大切に、
学ぶ楽しさにめざめ、学ぶ意欲を引き出す教育
創立以来 62 年の伝統を誇る総合学習、共同生活から多くを学ぶ宿泊行事、 先進的な英語教育やコンピュータ教育、興味を広げるサークル活動など、 実践の中で改善を重ねてきた教育プログラムを展開する。
開校以来の伝統「昭和っ子の研究」
昭和小学校の「総合学習」は、2002年に文部科学省が制定した「総合的な学習の時間」とは異なり、同校創立以来つづく、1年生から始まる独自の学習方法だ。学年テーマに沿ってクラスごとに研究テーマを設定し、年間を通して、資料集めや実験、調査などに子どもたちが主体的に取り組む。
総合学習は幅広く大掛かりだ。たとえば学年テーマが「日本」なら、あるクラスは「お茶」をテーマに歴史や種類、そして作法について調べ、学校へのお客さまに児童がお茶を出すことも体験する。また、学年テーマが「わたしたちのまち」なら、保護者の協力を得て夕方の三軒茶屋の町の中を散策し、昼と違う町の様子を観察したりする。
総合学習は、教科で学んだことを生かす点で復習であり、テーマについて深く調査研究していく点で応用であり、考えをまとめていくうえで創造的でもある。児童は学習に取り組む中で、問題を発見し、その解決に力を合わせ、成長していく。
研究成果は11月の「昭和祭」で中間発表をし、2月に総合学習報告会で保護者の前で舞台発表する。さらに『昭和っ子の研究』として冊子にまとめており、1987年度読売教育賞本賞を受賞するなど、この学習は数々の受賞実績を持つ。
「わからないことを探求するよろこびにめざめ、学ぶ楽しさと学び方を知り、さらに何かを知りたいと思うエネルギーを増していきます。本校では、このエネルギーを『学力』と呼んでいます」と小泉清裕校長はいう。
12月に全校で行う音楽会では、クラスごとに担任と楽しんできた音楽活動を披露する。
「私は3年生の受け持ちですが、選曲の中に島唄があり、その結果子どもたちは沖縄の歴史を学ぶことになりました。思わぬ発見があるのも集団の学びのよさです。刺激し合い、考えて、協同して学ぶ力を子どもは持っています」と入試広報部長の富永剛教諭もいう。
もっと学びたくなる英語
英語教育は、小泉校長が中心になって英語の語感を歌やリズムに乗せて体に染み込ませる教育プログラムを開発した。
英語を聞くのが楽しくなるように工夫を凝らしたこの授業は、2002年度読売教育賞の外国語部門最優秀賞を受賞し、NHK教育テレビ(現NHKEテレ)の『スーパーえいごリアン』のモデルとなった。
小泉校長は昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校での教員経験もあり、大学や大学院の講師も務める。Eテレの初代『プレキソ英語』の企画や『えいごでがんこちゃん』の英語監修も行っている英語教育の専門家なのだ。
学園には国際交流の環境も整っている。1988年に開校された「昭和ボストン」へのフレンドシップ・ツアー(5・6年生の希望者)や、グループ校のブリティッシュ・スクール・イン・トウキョウ昭和との連携も行っている。
また、昭和中学校・高等学校は2012年にユネスコスクールに認定され、文科省の2014年度スーパーグローバルハイスクールに指定されるなど、英語教育と国際交流の環境が整っている。
昭和中学校・高等学校(女子校)への進学は校長推薦により、70〜80%が内部進学を果たすが、小学校では進路は児童の意志を尊重することを保護者にも勧めており、外部受験にも協力的だ。
設立年 | 1953年 |
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学制 | 共学(男子1:女子4) |
系列校 | 昭和女子大学大学院(共学)、昭和女子大学、昭和高等学校(女子校)・中学校(女子校)、昭和幼稚園、こども園(16年度より)ほか |
児童数 | 1学年105名(35名×3クラス) |
教職員数 | 45名 |
授業日 | 週5日制 |
学期 | 2学期制(夏休み 7月17日~ 8月31日) |
昼食 | 給食 |
初年度費用 | 約930,000円(2015年度) |
進路 | 系列校進学女子80%、他校進学男子100%(2014年度) |
学校説明会 | 2016年4月17日(日) |
公開学習見学・学校説明会 | 2016年5月14日(土)、6月11日(土) |
進学相談会・学校説明会 | 2016年9月3日(土) |
※上記は2016年1月時点(冊子「スクールダイヤモンド2016年新春号」)での情報です。
最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。