教育目標
基本的な知識を身につける。心と体の健康を育む。
豊かな体験を通して学ぶ。
〒252-0885 神奈川県藤沢市亀井野1866
TEL:0466-81-7111 FAX:0466-84-3292
http://www.fujisawa.es.nihon-u.ac.jp/
最寄駅●六会日大前駅(小田急江ノ島線)から徒歩5分で大学正門、小学校校舎まで12分
英語は楽しく元気よく
音楽と手拍子と英語の歌声が聞こえてくる。“behind”“between”……英語の授業で、新しく出てきた前置詞を先生のリードで発音しているのは2年生。先生が短い質問を出すと、子どもたち同士で日本語を交えながら正解を探す。子どもが正解を見つけると先生が素早く受け止め、そこから声を揃えて、先生の後を追って質問と答を発声する。ネイティブスピーカーの先生は英語のみを話すが、子どもたちと十分にコミュニケーションを取っている。
1・2年生は週5日毎日英語の授業がある。毎回クラスを半分に分け、半数は英語(ネイティブ担当)、半数は国語・算数または英語の学習を行い、途中で入れ替えをする形を取っている。小人数で毎日20分は英語に親しみ、理解を確実なものにする。
3年生からは外国人と日本人のチームティーチングによる授業を週3回(6年生は週2回)。フォニックスも活用する。学習項目を先取りして進め、高学年では中学に進学した時に、即応できるように、文法なども含め学習内容を高める。
全教室に完備したPC・プロジェクター・スピーカーを利用して、歌や朗読、スピーチ、映画のアテレコなどのアクティビティに積極的に取り組む時間も人気で、子どもたちは自主的に協力して活動する。
自ら学び、考え、道をひらく
「英語に限らず、小学校でも知識の習得には力を入れなければいけないと考えています。1年生と6年生では理解力が大きく違いますから、学年ごとに指導法も変えています。そのなかでも一貫して、子どもから発言が出て子ども同士で意見を交わし、結果は上手に出せないこともありますが、子ども同士で取り組みができる授業を展開する方針は変わりません」と、校長の加藤隆樹先生は話す。
そこには、日本大学の「自主創造」の理念がある。
日本大学は1988(明治22)年に日本法律学校として創立された。自主創造の気風に満ちた人材の育成を目指すことは、日本にとって急務だった時代から今日に至るまで、教育機関としての理念は変わらない。藤沢小学校は今年創立9年だが、農学部と獣医学科を統合した生物資源学部および研究機関、中学校、高等学校とキャンパスを共有して、学びの歴史を継承している。
「常にみんなで取り組もうという姿勢は、子どもたちのなかで自然に生まれています。これは1年生から6年生まで縦割りの活動が多いからだと感じています。上の学年の児童が下の学年の児童に丁寧に教えて、上手に関わりを持ってくれています。様々な体験活動が再開されるようになるこれからは、5・6年生はもとより、子どもたちは自分たちで考えて活動し始めるでしょう。積極的な成長を期待しています」
思いやりがある優しい心を行動に生かせる人として成長する一方で、将来にわたって必要になる知識や技能を獲得する基礎的な学習習慣も養っていく。
「15分間の朝学習と遊学タイムを有効に使っています。大学や中・高の先生方や学生から刺激を受けることも学習意欲につながっていると思います」
放課後、16時まで校内を開放する「遊学タイム」は、先生に勉強を教えてもらったり、友だちと好きな遊びをしたりする自由な時間。自分の意思で学び、自分の考えをもって積極的に取り組む学校生活が、変化する社会で自分の道を切り開く人間力を育てている。
設立年 | 2015年 |
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学制 | 共学(男子1:女子1) |
系列校 | 日本大学、日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校 |
児童数 | 1学年72名(36名×2クラス) |
授業日 | 週6日制 |
学期 | 3学期制 |
昼食 | お弁当/当日朝のお弁当注文受付けあり |
放課後支援 | 遊学タイム~16時、お預かり~19時(別途費用) |
初年度費用 | 1,080,000円 |
進路 | 系列校進学74% |
学校説明会 | 公式HPでご確認ください(5月~9月 開催予定) |
※上記は2023年5月時点(冊子「スクールダイヤモンド2023年」)での情報です。
最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。
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