教育方針
豊かな情操と高い学力
〒164-8631 東京都中野区中央2-33-26
Tel 03-3365-0231
http://www.hosen.jp/
最寄駅●中野坂上駅(地下鉄丸ノ内線・都営大江戸線)より徒歩7分
東中野駅(JR総武線)より徒歩15分
AI時代の子どもたちにふさわしい学びを
近年、小・中・高教育を一貫して行う傾向が強まるなかで、中・高時代に学力を飛躍させるには、小学校時代の心の成長や経験が重視されている。宝仙学園小学校は、有名私立中学校への進学者数が多いことで知られるが、それに加えて、疑問解決を考える、本質的な学びを追究している。
仏教の「慈悲の心」を根幹に置く心の教育を守りながら、授業は常に進化する。近年は、変化の著しい情報化時代を生きる子どもたちにふさわしい学びを模索してきた。その展開について、日高好生校長は次のように話す。
進化を続ける授業
教育目標「豊かな情操と高い学力」のあとには、次の4つの項目が続いています。
・心やさしく 豊かな情操をもつ子
・進んで学び 高い学力を身につける子
・よく考え 最後までやりぬく子
・体を鍛え きびきびと行動する子
受験校だからと入学を希望されているご家庭が多いことは事実ですが、学校としてそれだけをめざしているわけではありません。教育目標の「豊かな情操と高い学力」に向かって、たゆまなく努力をし続けています。
3年生から一人1台iPadを
2019年度、3年生は一人1台タブレット型コンピュータiPadをもちます。今後3年生からは、ほぼすべての授業でiPadを使用する場面があることを想定しています。
ここに至るまで5年の準備期間をかけました。iPadを全教員が使いこなせるようになることを目指しました。また、2018年度の1年間は、保護者対象の説明会と体験会を重ねました。
保護者もiPadに触れ、実際に子どもたちが授業で使うアプリを使ってみていただき、理科ではこんなアプリが使われ、国語ではこのアプリが非常に有効というように、知識をもち、理解していただくのです。
新しい時代へと変化していく社会に、子どもたちは対応していくけれども、家庭では認識していないというのは好ましくありません。今、この取り組みをしなければならないことに、共通理解をもって前進したい。宝仙学園の校章の三角形が示すのは、子どもたち、教員、家庭が支え合って調和することを意味しています。社会とともにある学校の役割を果たすためにも、家庭を含めた全体の共有を図りたいと考えています。子どもたちのもつiPadと連携させて、ひとりひとりと全体とが結びつき、いっそう多様な活用がされるようになると期待しています。
また、学校の学びが歴史的にまったく違う段階に入った印象を私はもっています。今後、授業デザインが変わり、取り上げる単元も変わってくるのかもしれません。
これから必要になるものを先取りする
本校には研究推進委員チームが3つあります。まず、授業研究や研究授業・研修を計画する「研究推進委員」。そして、新たに立ち上げたのが「ICT研究推進委員」です。
また、もう一つの「生活研究推進委員」は、以前は生活指導と呼んでいた分野です。本校では、生活指導という考え方を捨てて、今の子どもたちの生活のあり方を改めて研究しようとしています。
授業研究、ICT研究、生活研究はいずれも欠かせない要素です。3つのチームが連携して、子どもたちに向き合おうという構想をもっています。
ここにきて、伝統思考と未来指向と自立志向という3本の柱を立てました。
伝統思考は、1000年の歴史をもつ宝仙寺の仏教哲学です。
未来指向は、学校として子どもたちの未来を指向していきましょうということ。
自立志向は、子どもたちがいい意味で自分を中心にすえて、自分と他者との関係のなかで行動する姿を見守り続けていくことです。
広い視野から宝仙学園の教育のあり方を考えながら、いつも朗らかな日高校長の笑顔が、子どもたちにも、教員にも、保護者にも大きな安心感をもたらしてくれる。
設立年 | 1953年 |
---|---|
学制 | 共学(男女比1:1) |
系列校 | こども教育宝仙大学、宝仙学園中学・ 高等学校共学部 理数インター、同高等学校女子部、同幼稚園 |
児童数 | 1学年76名(38名×2クラス) |
教職員数 | 24名(専任) |
授業日 | 週5日制 |
学期 | 3学期制 |
昼食 | 給食 |
初年度費用 | 1,104,750円 |
進路 | 系列校進学、私立、国公立中学進学100% |
学校説明会 | 2019年6月6日(木)、9月6日(金) |
公開行事 | 7月みたま祭り、9月運動会、10月宝仙祭 |
※上記は2019年4月時点での情報です。
最新情報は各校のホームページ等でご確認ください。